トヨタ、米工場でEV生産へ 需要拡大にらみ、欧・アジアでも

東京, 2月22日, /AJMEDIA/

 トヨタ自動車が、米国や欧州、アジアの工場で電気自動車(EV)の生産を検討していることが21日、分かった。トヨタは日本と中国の工場でスポーツ用多目的車(SUV)「bZ4X」などのEVを製造してきたが、環境規制の強化でEVの需要拡大が見込める他の地域でも生産体制を整え、ライバル各社を追撃する。
 米国ではケンタッキー州の工場でSUVタイプのEVを生産する方針で、開始時期は2025年から26年ごろになる見込み。同国では既に、グループの豊田通商と組んでノースカロライナ州に電池工場を建設する計画を進めており、25年にも稼働させる予定。この工場で造る電池は、ケンタッキー工場で生産するEVに使う計画だ。

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