東京, 9月19日, /AJMEDIA/
サヒバ・ガファロバ・ミリ・マジリス議長は、ナンシー・ペロシ米国議会下院議長がアルメニアを訪問した際の発言に関する声明を発表した。
AJMEDIAの報道によると、声明は以下の通り。
「ナンシー・ペロシ米国議会下院議長がアルメニアを訪問した際の発言は、非常に遺憾なものである。
2022年9月12日から13日の夜、アゼルバイジャンとアルメニア間の区切られた通常国境において、アルメニアによる大規模な軍事挑発が行われた。アゼルバイジャン軍は、我が国の領土保全と主権を守るために行動を起こし、適切な対抗措置を講じました。現在、当事者間では停戦が成立しており、事態のさらなるエスカレーションは阻止されている。
アゼルバイジャンが占領から解放された領土で大規模な復旧・復興作業を行い、地域の平和と安定を確保しようと努力している一方で、アルメニアは破壊的な立場と軍事的挑発によって、一貫して和平プロセスに打撃を与えている。これらの措置のすべての責任は、アルメニアの政治的・軍事的指導者にある。
米国下院議長の声明は、起こった出来事に対する公平で偏った、そして一方的なアプローチを反映している。政治家としてのキャリアにおいて親アルメニア派の政治家として知られるナンシー・ペロシが、アルメニアのプロパガンダの影響を受けてこの声明を出したことは疑いようがない。アルメニア訪問団に親アルメニア派の議員3人が含まれていることも、その明確な表れである。他方、米国議会の中間選挙の前に行われたこの訪問が、米国内のアルメニア・ロビーの支持を得るためのステップの一つとして、議長の個人的利益に資するものであったことも明らかである。
米国下院の議長は、彼のこの発言が、アルメニアにおけるレバンチズムの傾向を強めることによって、アゼルバイジャンとアルメニアの間の正常化の過程と、地域の長期的な平和と安定を確保する努力に深刻な影響を及ぼすことを理解する必要がある。
もう一つの残念な点は、アルメニアによるアゼルバイジャンの土地の30年にわたる占領の間、ナンシー・ペロシのような政治家が国際法の規範と原則、アゼルバイジャンの領土保全と主権を支持する発言を目撃したことがないことである。アルメニアが行った民族浄化政策によって、約100万人の同胞が難民や国内避難民となり、占領地で破壊行為を行い、我々の都市や村を破壊したにもかかわらず、彼らは沈黙を好み、いかなる立場も表明しなかった。もしそうであれば、アルメニアのプロパガンダの影響下にある米国議会の下院議長のこの発言は、二重基準のもう一つの明確な例と見なされるべきである。
