クリミアで燃料タンク炎上 無人機攻撃か、負傷者なし―ウクライナ

東京, 4月30日, /AJMEDIA/

ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島の主要都市セバストポリで29日、燃料タンクが激しく炎上した。親ロシア派のラズボジャエフ市長は通信アプリで「無人機攻撃とみられる」と主張した。負傷者は出なかった。
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 ロシアによるウクライナ侵攻後、クリミア半島はたびたび攻撃を受け、ロシア黒海艦隊司令部がある軍港のセバストポリも無人機攻撃の標的となってきた。ロイター通信によると、ウクライナ軍情報当局者は同国メディアに、黒海艦隊が使う約4万トンの貯蔵能力がある燃料タンクが爆発、破壊されたと述べた。ただ、ウクライナ側は今回の火災や攻撃への関与を公式に認めていない。
 一方、AFP通信によると、ロシアが28日にウクライナ各地で行ったミサイル攻撃や砲撃で、26人の死亡が確認された。中部ウマニでは高層住宅への巡航ミサイル攻撃により子供4人を含む23人が死亡。ゼレンスキー大統領は「このような恐怖をもたらすのは絶対悪だけだ」と非難し、報復を誓った。

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