カンボジア首相がミャンマー訪問 国軍トップ、特使受け入れ前向き

東京, 1月8日, /AJMEDIA/

東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国カンボジアのフン・セン首相は7日、ミャンマーの首都ネピドーを訪問し、国軍トップのミンアウンフライン総司令官とクーデター後の混乱が続くミャンマー情勢の打開策を協議した。共同報道発表文によると、総司令官はカンボジアのプラク・ソコン外相がミャンマー問題担当のASEAN特使に任命されたことを歓迎。特使の受け入れに前向きの姿勢を示した。
 ASEANは昨年4月の首脳会議で、暴力の即時停止や特使の派遣など5項目で合意した。しかし、国軍による市民弾圧が続いているほか、特使の派遣も実現せず、ASEANは不満を募らせている。
 声明によると、フン・セン氏は内戦を経たカンボジアの経験と教訓から、全当事者の参加と合意がなければ平和と国民和解は実現しないと強調。総司令官は特使がミャンマーを訪れ、全当事者と会談できるよう協力すると約束した。

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