ウクライナ危機「アジアにも影響」 中国の海洋進出、懸念共有―日比2プラス2

東京, 4月9日, /AJMEDIA

 日・フィリピン両政府は9日、東京都内で外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を初めて開き、安全保障面での連携強化を確認した。終了後に発表した共同声明は、ロシアのウクライナ侵攻に関し、「国際秩序の根幹を危うくし、欧州にとどまらずアジアにも影響を及ぼす」と明記。国連安全保障理事会改革の必要性にも言及した。

 協議の冒頭、林芳正外相は「中国による力を背景とした一方的な現状変更の試みは、東・南シナ海でも継続している」と強調。フィリピンのロクシン外相は「日比関係は地域内の安定の礎だ」と応じた。共同声明でも、東・南シナ海の状況について「深刻な懸念」を表明した。

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