「生成AI」利用で指針 個人情報、入力禁止を推奨―業界団体

東京, 5月2日, /AJMEDIA/

人工知能(AI)の産業活用の促進を目指す業界団体、日本ディープラーニング協会は1日、対話型AI「チャットGPT」に代表される「生成AI」を利用する際のガイドラインを発表した。チャットGPTには個人情報を入力しないよう推奨するなど利用時の注意事項をまとめたもので、企業などにひな型としての活用を促す。
「信頼できるAI」へ行動計画 新技術ルールで5原則―G7デジタル相会合が閉幕

 ガイドラインでは、データの入力と、生成された文章や画像などの利用に関する注意点を整理。入力に関しては、他人の著作物やデザインの使用自体に問題はないとしつつ、プライバシーなどの観点から、個人情報や機密情報は入力を控えるよう明記した。
 生成物の利用では、既存の著作物と類似している場合は著作権侵害に該当する可能性があると指摘。利用時には類似物がないか十分な調査が必要だとした。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts