NTT社長、地方切り捨て誤解 固定電話の提供義務見直し巡り

東京, 03月16日 /AJMEDIA/

NTTの島田明社長(66)は16日までに共同通信のインタビューに応じ、NTT法に基づく固定電話サービスの全国提供義務見直しを巡り、人口の少ない地方の通信網が切り捨てられるとの懸念に対し「誤解だ」と述べた。携帯電話を軸にした方式に変更した上で「国内の津々浦々で使える仕組みにする」とし、NTTとして全国の通信網は維持すると明言した。

 高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムや6Gなど、先端技術による通信インフラ整備に注力した方が高品質のサービスを実現でき「国民経済にとってプラスだ」と指摘した。希望者は固定電話機を使い続けられるようにするとも説明した。

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