3月1日にG7財務相会合 金融制裁で「ロシア売り」も―世銀総裁

東京, 2月28日, /AJMEDIA/

世界銀行のマルパス総裁は27日、先進7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁が3月1日午前(日本時間同日午後)にオンライン会議を開催すると明らかにした。ウクライナに軍事侵攻を続けるロシアを国際金融網から締め出す新たな制裁が世界経済に及ぼす影響などについて議論する。マルパス氏は米CBSのインタビューで、金融市場で「ロシア売り」が加速する可能性があると警告を発した。
 G7首脳は27日、世界の銀行決済取引網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアの一部銀行を排除し、ロシア中銀の外貨準備の利用も制限すると表明。G7の金融機関がロシア中銀との取引を拒否して通貨防衛の能力を奪えば、通貨の下落を下支えできなくなる。マルパス氏は「通貨ルーブルの動向を注視する」と語り、急激なルーブル安に拍車が掛かると示唆した。

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