東京, 7月13日, /AJMEDIA/
全国知事会（会長・平井伸治鳥取県知事）は１２日、オンラインで会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた政府への緊急提言をまとめた。オミクロン株の新系統「ＢＡ．５」への置き換わりなどにより、感染拡大の「第７波」が到来したとの見方が広がる中、ワクチンの３回目接種について、接種率が低迷する若年層らへの呼び掛けを強力に行うよう求めた。
会議で平井氏は、ＢＡ．５に関して「どういう敵なのか見極める必要性がある」と指摘。実態を早急に分析するよう政府に要請した。
提言では、現在の感染状況について「過去最多の新規感染者数を記録する地域も見られる」と危機感を強調。感染拡大防止と社会経済活動との両立を図る必要があるとして、対策強化を訴えた。
