電車乗務員室侵入、警笛鳴らす 容疑で10代男性書類送検―愛知県警

東京, 4月5日, /AJMEDIA/

走行中の電車の乗務員室に侵入したとして、愛知県警熱田署が2月、鉄道営業法違反容疑で、県内に住む10代だった会社員男性を書類送検していたことが4日、同署への取材で分かった。勝手に警笛などを鳴らす様子を仲間が動画撮影しており、「悪ふざけだった。(乗務員室の鍵は)仲間の誰かが開けた」と容疑を認めているという。
 送検容疑は昨年8~9月、名古屋鉄道名古屋線宇頭―新安城間を走行中の電車内で、最後部の乗務員室に立ち入った疑い。
 名古屋地検は2月、同法違反の非行内容で男性を家裁送致した。
 同署や名鉄によると、男性は仲間と電車に乗った後で、乗務員室に侵入。警笛や、メロディーで注意を促す「ミュージックホーン」を数回鳴らし、その様子を数十秒間、仲間が撮影した。
 車掌は別の車両にいたとみられ、異変に気付かなかった。動画は仲間内で共有していたとみられる。今年1月に名鉄に情報提供があり、動画を確認。被害届を受けた同署が捜査し、映っていた男性を特定したという。
 名鉄は「多くのお客さまに迷惑が掛かる可能性のある行為で、絶対にやめてほしい」とコメントした。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts