辺野古、県の申し出却下 国交相指示の違法性否定―係争処理委

東京, 8月20日, /AJMEDIA/

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、国の第三者機関「国地方係争処理委員会」は19日、工事進展に向けた斉藤鉄夫国土交通相の「是正指示」は違法として取り消しを求めた沖縄県の訴えを、却下すると決めた。
 菊池洋一委員長は記者会見で、今回の是正指示について、地方自治法が定める要件を満たすと説明。「違法だと認めることはできない」と述べた。
 係争処理委の判断を受け、移設反対を掲げる玉城デニー知事は「非常に残念だ。審査結果を精査し、主張が認められるためにどんな対応が必要か、慎重に検討する」とのコメントを発表。25日告示、9月11日投開票の県知事選は、移設の是非が最大の争点となる見通しで、容認・反対両派の対立が激化しそうだ。

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