東京, 2月7日, /AJMEDIA/
６日午前８時すぎ、川崎市麻生区栗木の路上で、通学途中の高校１年の男子生徒（１６）が刃物で後頭部を切られた。男子生徒は病院に搬送されたが、命に別条はないという。神奈川県警は同日夜、殺人未遂容疑で、元同級生で高校１年の少年（１６）を逮捕した。「知らない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は６日午前８時２０分ごろ、男子生徒を刃物で突き刺し殺害しようとした疑い。男子生徒は全治１０日から２週間のけがをした。
県警麻生署によると、通行人から「男子高校生が刺された」と１１０番があった。目撃情報などから、少年が事件について何らかの事情を知っているとみて、任意で事情を聴いていた。
現場付近には、刃渡り約１８センチの包丁が落ちていた。県警によると、男子生徒と少年の間にトラブルは確認されていないという。
現場近くの学校は授業を中断し、教員付き添いの下で集団下校を行った。近くに住む会社員男性（４２）は「幼い娘もいるし、学校も近い地域なので心配だ」と話した。
