豊洲市場 開業から5年 新たな商業施設など来年への準備進む

東京, 10月11日, /AJMEDIA/

東京 築地から移転した江東区の豊洲市場が開業して11日で5年となります。豊洲市場では、来年2月の新たな商業施設などの開業に向けて準備が進められる一方、旧築地市場では、跡地の再開発を行う事業者が来年3月ごろに決まる予定です。

東京 中央区の築地から移転した江東区の豊洲市場が、開場してから11日で5年となります。

豊洲市場は、土壌汚染対策の「盛り土」が建物の地下で行われていなかったなどの問題が発覚したため、およそ2年遅れで開場しました。

都によりますと、去年の水産物の取扱量は30万9700トン余りと、前の年に比べおよそ7%減少し、消費の低迷などを背景に減少傾向が続く一方、新型コロナの影響で減った来場者数は回復傾向にあるということです。

さらなるにぎわいづくりに向けて、市場に隣接する形で大規模な温泉施設や市場の食材を楽しめる商業施設が来年2月1日に開業する予定で、現在、建設が進められています。

一方、旧築地市場のおよそ20ヘクタールの跡地をめぐっては、1万人以上を収容できる大規模な集客施設の整備などを条件に再開発が行われる計画で、複数の事業者から応募があったということです。

今後、専門家などによる審査を受け、来年3月ごろに事業者が決まる予定です。

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