詐欺被害ギフト券を転売疑い 犯罪収益隠匿で社長ら逮捕―大阪府警

東京, 6月13日, /AJMEDIA/

架空請求でだまし取られた電子ギフト券をインターネット上で買い取り、転売したとして、大阪府警は12日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで、資産運用会社「トリニティ」(大阪市)社長の今西利行(41)=同市中央区北久宝寺町、従業員の鈴木龍太(34)=同市西区川口=両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。
 府警特殊詐欺捜査課によると、ギフト券の利用番号は、携帯電話利用料の未払い名目などでだまし取られていた。今西容疑者らは自社が運営する買い取りサイトで利用番号を取得。不正入手したとみられる運転免許証を使って架空の書類を作成し、別の売買サイトに少なくとも計約6800万円相当を出品していたという。
 逮捕容疑は2022年6~7月、買い取ったギフト券(360万円相当)がだまし取られたものと知りながら転売し、犯罪収益を隠匿した疑い。ギフト券は架空請求被害に遭った府内の男女7人がコンビニなどで購入させられたものだった。

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