苦しむ西川、序盤で2打点 オリックス打線に勢い―プロ野球

東京, 5月24日 /AJMEDIA/

 序盤から打線が爆発したオリックス。本調子ではない森や中川が安打を重ねた中で、同じく不振の西川も結果を出した。二回までに2打点を挙げ、序盤での6得点に貢献した。

 試合前までの打率は2割9厘。この日は打順が2番から6番に下がった。一回に1点を先取し、なおも1死満塁で打席へ。直球を中前へはじき返し、追加点を挙げた。「みんなでつないできたチャンスの場面。その流れに乗せてもらって打つことができた」。二回も打線がつながり、2死一、二塁で逆らわずに左前への適時打。九回も右前へ運び、計3安打を放った。

 巧みなバットコントロールが持ち味の左打者で、昨季は広島で打率3割5厘をマーク。フリーエージェントでオリックスに移籍した今季、期待されながらも開幕から状態が上がらなかった。セ・リーグの投手との配球の違いなどに苦しみ、試行錯誤が続いている。

 西川の調子と重なるように、今季はチームもかみ合っていない。「期待している」と中嶋監督。自らのバットで浮上に導きたいところだ。

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