自民党幹部 週内にも安倍派などの議員対象に聴き取りへ調整

東京, 01月31 /AJMEDIA/

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、自民党は森山総務会長ら党幹部が週内にも安倍派などの議員を対象に聴き取りを始める方向で調整に入りました。

今回の問題を受けて、岸田総理大臣は29日、衆議院予算委員会で「関係者から聴き取りを行うことなどを通じ、党として実態を把握し、政治的な責任について考えたい」と述べました。

これを受けて、自民党は森山総務会長や渡海政務調査会長、松山参議院幹事長ら党幹部が、週内にも安倍派や二階派の議員を対象に聴き取りを始める方向で調整に入りました。

聴き取りは幹部が2人1組となって面談形式で行い、▽派閥からキックバックを受けた金額や使いみち、▽収支報告書に記載しなかった経緯などを質問することを検討しています。

自民党としては、すべての国会議員を対象に派閥からキックバックを受けていたか調べて結果を提出するよう野党から求められていることを踏まえ、速やかに調査を行うことで国会審議への影響を最小限にしたいという思惑があるものとみられます。

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