維新・前川衆院議員を在宅起訴 公選法違反罪、辞職否定―奈良地検

東京, 3月23日, /AJMEDIA/

 昨年10月投開票の衆院選で、公示前に自身への投票を呼び掛ける文書を有権者に送ったとして、奈良地検は22日、公選法違反(法定外文書頒布、事前運動)の罪で、日本維新の会の前川清成衆院議員(59)を在宅起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
 起訴状によると、前川議員は公示前の昨年10月14日、奈良市内で、自らが当選する目的で「選挙区は『前川きよしげ』、比例区は『維新』とお書き下さい」と書かれたはがきや、「前川さんへぜひ一票をお願いします」と記された文書などが入った封書計35通を送ったとされる。
 前川議員は大阪市内で記者会見し、事前運動に当たる投票依頼はしていないと説明。宛先も不特定多数ではなく、母校である関西大の卒業生に限ったとしている。その上で「裁判所で正義を訴えて無実を勝ち取り、身の潔白を晴らしたい」と話し、議員辞職は否定した。

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