米大統領、ウクライナ外相と会談 結束確認、支援策を協議

東京, 3月27日, /AJMEDIA/

バイデン米大統領は26日、訪問先のワルシャワでウクライナのクレバ外相、レズニコフ国防相と会談した。ロシアのウクライナ侵攻が続く中、米国とウクライナとの結束をアピールし、さらなる支援策などについて協議した。
 ホワイトハウスが発表した。ブリンケン米国務長官とオースティン国防長官との会談にバイデン氏が同席した。バイデン氏は24日、ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)、先進7カ国(G7)首脳らとの会合を重ね、対ロ制裁強化とウクライナ支持で一致。クレバ氏らとの会談では、一連の会合の成果も伝えた。
 ロイター通信によると、クレバ氏は記者団に、軍事的な追加支援の確約を米側から取り付けたと明らかにした。一方、米国務省報道官は、米国が「ウクライナの主権と領土の一体性に対する揺るぎない擁護」を確認したと発表した。
 バイデン氏は26日午後、クレバ氏らに続き、ポーランドのドゥダ大統領とも会談。ロシアの侵攻に伴い、ポーランドに200万人を超えるとされるウクライナ難民が逃れていることを踏まえ、人道危機への対応策などを協議した。
 バイデン氏はドゥダ氏との会談冒頭、ポーランドがNATO加盟国であることを念頭に、NATO条約第5条で定める集団防衛義務は「神聖な義務だ」と確認。ドゥダ氏はバイデン氏の訪問に謝意を示した上で、訪問によって両国の絆が「非常に強まった」と語った。

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