米ファンド、東芝買収を検討 筆頭株主は株売却応じる意向

東京, 4月1日, /AJMEDIA/

 米投資ファンドのベインキャピタルが東芝の買収を検討していることが31日、関係者の話で分かった。東芝筆頭株主の投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントは、ベインがTOB(株式公開買い付け)を行う際、全保有株の売却に応じると明らかにした。ベインは株式の非公開化を前提に進めているとみられる。
 ベインは同日、東芝に対するTOBについて「何ら決定した事実はない」とのコメントを発表。その上で、「公開買い付けの実施や東芝の非公開化の実現は解決すべき課題が多いものと認識している」と指摘。「東芝の経営陣、日本政府、金融機関、その他ステークホルダー(利害関係者)と慎重かつ真摯(しんし)に対話を重ねていく必要がある」との認識を示した。

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