福島の復興、世界に発信 「日本パビリオン」で展示―COP27

東京, 11月14日, /AJMEDIA/

エジプト・シャルムエルシェイクの国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)会場内の「日本パビリオン」の一角で、福島県に関する展示が行われている。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故からの復興状況を伝え、風評被害の払拭(ふっしょく)を図るのが狙い。環境に配慮したまちづくりについても世界にアピールしたい考えだ。
 福島の展示は昨年のCOP26に続き2回目で、避難指示の解除が進む現状を説明。タブレット端末を使い、2040年までに二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指す大熊町の構想や、再生可能エネルギーを活用した葛尾村の地域活性化の取り組みなども紹介している。
 環境省の担当者は「環境再生の取り組みを通じて未来に歩き続けている福島の姿を知ってほしい」と話している。

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