男性2人列車にはねられ 1人死亡 もう1人は意識不明 愛知 岩倉

東京, 02月23日 /AJMEDIA/

今月22日、愛知県岩倉市の名鉄犬山線の踏切で、男性2人が列車にはねられ、1人が死亡したほか、もう1人が意識不明の重体になっています。警察は踏切内に取り残されていた高齢の男性を助けようとして、もう1人の男性が巻き込まれたとみて調べています。

22日午後6時すぎ、岩倉市稲荷町の名鉄犬山線の踏切で踏切内にいた男性2人が走ってきた快速特急の列車にはねられました。

警察によりますと、この事故で、岩倉市に住む山口正俊さん(80)が搬送先の病院で死亡したほか、小牧市に住む馬場英俊さん(64)が意識不明の重体になっています。

踏切の手前で停車していた馬場さんの車のドライブレコーダーには、手押し車を押して歩いていた山口さんが遮断機が下りた踏切内に取り残されてしまい、馬場さんが車を降りて助けに行く様子が記録されていたということです。

警察によりますと、列車の運転士は「踏切の中に2人がいるのを見つけて急ブレーキをかけたが接触してしまった」と話しているということです。

警察は踏切を渡りきれずにいた高齢の男性を助けようとして、ドライバーの男性が巻き込まれたとみて調べています。

現場は名鉄岩倉駅から南におよそ750メートルほどの場所で、踏切には警報機や遮断機が付けられていたということです。

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