東京, 11月23日, /AJMEDIA/
兵庫県稲美町で住宅が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった火災で、現場から可燃性の液体が検出されていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。遺体はこの家に住む小学生の兄弟とみられる。県警は何者かが油のようなものをまいて火を付けたとみて、現住建造物等放火容疑で捜査している。
捜査関係者によると、現場に油のようなものがまかれた跡があり、可燃性の液体と判明した。短時間に激しく燃え広がったことなどから、県警はガソリンや灯油などをまいて放火した可能性があると判断。連絡が取れていない同居の50代伯父が何らかの事情を知っているとみて、行方を捜している。