気候対策の新枠組み「歓迎」 34億円資金拠出―鈴木財務相

東京, 5月5日, /AJMEDIA/

【仁川(韓国)時事】鈴木俊一財務相は4日、韓国・仁川で開かれているアジア開発銀行(ADB)の年次総会で演説し、ADBによる新興・途上国の気候変動対策支援の枠組みの創設合意を「歓迎する」と述べた。併せて、2500万ドル(約34億円)の資金拠出を表明した。
 新興・途上国の脱炭素化などの事業に最大150億ドル(約2兆円)を融資する新たな枠組みは「アジア・太平洋革新気候変動金融ファシリティ(IF―CAP)」。ADBが先進国から計30億ドル(約4000億円)の保証や、資金提供を募る。鈴木氏は演説で「2500万ドルの資金貢献を行う用意がある」と明らかにした上で、「速やかな運用開始を求める」と語った。

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