極右ゼムール氏が出馬へ きょう正式表明―仏大統領選

東京, 11月30日, /AJMEDIA/

フランスの極右政治評論家、エリック・ゼムール氏(63)の側近は29日、同氏が30日正午(日本時間同日夜)に来年4月の大統領選への出馬を正式に表明することを明らかにした。ツイッターに投稿した。
 ゼムール氏は極端な反移民主義を掲げ、過去には人種差別的な発言で有罪判決を受けたこともある。極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン氏よりも極右的と評され、一時は世論調査でルペン氏を上回る支持を得ていた。既に大統領選出馬の意向を示しており、無所属で出る予定。
 AFP通信が28日に報じた世論調査によると、支持率トップはマクロン大統領で約25%。19~20%のルペン氏が後を追い、ゼムール氏は14~15%で3位となっている。
 ゼムール氏は、今月下旬に訪問した南仏マルセイユで「出て行け。マルセイユは反人種差別だ」と住民らの罵倒を受けた。

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