曽我ひとみさんが署名活動 “拉致被害者の一日も早い帰国を”

東京, 10月09日, /AJMEDIA/

北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさんが、10月15日で帰国から21年になるのを前に、地元の新潟県佐渡市で署名活動を行い、母親のミヨシさんを含め、すべての拉致被害者の一日も早い帰国の実現を訴えました。

曽我ひとみさんと母親のミヨシさんは45年前の1978年8月12日、佐渡市で北朝鮮に拉致され、曽我さんは2002年に帰国を果たしましたが、91歳となったミヨシさんの行方は今もわかっていません。

曽我さんは10月15日で帰国から21年になるのを前に、8日、佐渡市の施設の駐車場で拉致被害者の一日も早い帰国を求めて署名活動を行い、訪れた人たちが次々に応じていました。

署名活動のあと、曽我さんは記者団の取材に応じ、母親のミヨシさんについて、「いつになったら日本は救いの手を差し伸べてくれるのだろうという不安の中で母は生きていると思います」と話しました。

そして、拉致被害者やその家族の高齢化が進んでいるとして、「岸田総理大臣には日朝首脳会談を早く実現してもらい、すべての拉致被害者が一日も早く帰国できることを心から願っています」と話し、政府の対応を求めました。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts