東京, 02月29日 /AJMEDIA/
2023年9月に、新潟県長岡市の商業施設で客と従業員の合わせて3人を包丁で切りつけるなどしたとして逮捕された当時18歳の高校生について、新潟家庭裁判所長岡支部は「少年の行為は悪質で矯正教育により責任への自覚を深めさせることが必要不可欠だ」として、少年院に送る決定をしました。
長岡市の当時18歳の高校生は2023年9月、市内の商業施設で客2人と従業員の合わせて3人を包丁で切りつけるなどして、殺害しようとしたとして逮捕され、新潟家庭裁判所長岡支部に送られていました。
新潟家庭裁判所長岡支部の遠田真嗣裁判長は、28日に開かれた審判で「多くの人がいるスーパーで無差別的に3人を殺害しようとしたことは悪質で社会全体に与えた影響も甚大だ」と指摘しました。
そのうえで、「家庭環境などにより年齢相応の社会性などを身につける機会が与えられなかった。矯正教育により責任への自覚を深めさせることが必要不可欠だ」として、少年院に送る決定をしました。