新変異株を「懸念」指定 オミクロン、再感染の恐れ―WHO

東京, 11月27日, /AJMEDIA/

世界保健機関(WHO)は26日、南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株を、最も警戒レベルが高い「懸念される変異株(VOC)」に指定した。また、ギリシャ文字から「オミクロン株」と命名した。
 WHOは、オミクロン株は「多数の変異があり、うち一部が懸念される」と説明。デルタ株など他のVOCよりも再感染リスクが高いことを示す「暫定的な証拠」があり、感染拡大のペースも速い可能性があるとした。ただ、従来のPCR検査で検出はできているという。ワクチンの効果を下げるかどうかには言及していない。
 これを受け、WHOは各国に▽監視体制の強化▽最初の感染例やクラスター(感染者集団)のWHOへの速やかな報告▽重症化の度合いなどの調査―を行うよう求めた。WHOも分析を進める方針。

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