新型ICBMの実験公表 金総書記命令、「米と対決準備」―北朝鮮

東京, 3月25日, /AJMEDIA/

朝鮮中央通信は25日、北朝鮮が24日に金正恩朝鮮労働党総書記の命令で、平壌から新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」を発射する実験を行ったと報じた。日米韓は24日、北朝鮮のICBM発射を探知している。
 金総書記は23日に直筆で命令書を出し、発射にも立ち会った。同通信は「兵器システムのあらゆる数値が設計上の要求に正確に達し、戦時環境の条件での運用の信頼性を担保できることを明白に証明した」と実験成功を伝えた。
 金総書記は「米帝国主義との長期的対決を徹底的に準備していく。わが国の戦略武力は、米帝国主義者のいかなる危険な軍事的たくらみも徹底して阻止、抑止する万端の準備態勢にある」と述べ、米国をけん制する意図を明白にした。
 また、「新たな戦略兵器の出現は、われわれの戦略武力の威力を全世界に改めて認識させるだろう」と強調。「強力な核戦争抑止力を質量とも、持続的に強化していこうとする党と政府の戦略的選択と決心は確固不動だ」と表明した。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts