接見中居眠り、面会者がSNS投稿 本部内で盗撮未遂も―大阪府警

東京, 2月11日, /AJMEDIA/

 大阪府内の警察署で昨年1月、留置施設を管理していた50代男性警部補が容疑者の接見中に居眠りをしていたことが10日、府警への情報公開請求などで分かった。居眠り中、接見した面会者が容疑者をスマートフォンで撮影し、画像をSNSに投稿。府警は警部補を所属長注意処分とした。
 府警の留置管理を巡っては、昨年9月に福島署の留置場で女性殺害事件の容疑者が自殺する事案が発生。今年1月にも留置施設に酒を持ち込んだなどとして、東淀川署留置管理課の40代巡査長が本部長訓戒処分を受け、依願退職した。
 このほか、本部鑑識課の男性警部補(39)は当直勤務中、本部庁舎内の女子浴室の更衣室に小型カメラを設置し盗撮しようとしたことが判明。カメラには不倫相手らとの性行為も映っており、警部補は減給の懲戒処分を受け依願退職した。50代男性巡査部長が捜査費で購入した菓子を捜査関係者に渡し忘れて自身で食べていた事案なども分かった。
 福島署での容疑者自殺の事案も含め、府警で昨年処分された警察官と職員は、前年比26人増の200人。うち懲戒処分を受けたのは18人で、前年よりも15人増えた。

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