愛知 高浜市の祭りで参加者が馬に“跳び蹴り” 動物虐待指摘も

東京, 10月04日, /AJMEDIA/

愛知県高浜市で行われた、走り回る馬に人が飛びついて駆け抜ける祭りで、参加した人が馬に向けて跳び蹴りをしていたことが市などへの取材でわかりました。市は祭りを主催する団体に不適切な行為がないよう注意したということです。

愛知県高浜市の春日神社で200年以上前から行われているとされる「高浜おまんと祭り」は、神社の境内につくられた円形の馬場で、はっぴ姿の人たちが走り回る馬に飛びついて駆け抜ける祭礼で、市の無形民俗文化財に指定されています。

ことしは、先月30日から2日間行われましたが、高浜市などによりますと、初日に参加していた人が馬に向けて跳び蹴りをしたことが確認されたということです。

その様子を撮影した動画がSNS上で広がり、動物虐待だと指摘する声が市に寄せられたということです。

これを受けて、市は、地元住民たちでつくる祭りの主催団体に馬を蹴るなどの不適切な行為がないよう注意し、祭りの2日目は特に問題はなかったということです。

春日神社によりますと、蹴られた馬を獣医師が診察したところ異常はみられなかったということですが、不適切な行いだったとして今後、再発防止を図るとしています。

同じような祭りは、今月、市内の複数の神社でも行われるということで、市は、それぞれの主催団体に対して馬に暴力を加えるようなことがないよう注意を呼びかけています。

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