夫婦別姓調査「設問が無責任」 野田担当相が批判

東京, 3月26日, /AJMEDIA/

 野田聖子男女共同参画担当相は25日、内閣府が同日結果を公表した世論調査で選択的夫婦別姓制度への賛成が3割弱にとどまったことに関し、「設問が非常に分かりにくい。無責任だ」と述べた。東京都内で記者団に語った。閣僚が政府の世論調査に異論を唱えるのは異例だ。
 野田氏は選択肢の一つに挙げられた「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用の法制度を設けた方がよい」について、法務省がこれまで正式な議論の俎上(そじょう)に載せたことがない方策だと問題視。設問に関わった法務省に事前に「これではきちんとした統計が取れない」と提起したが、受け入れられなかったと説明した。

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