双葉町役場の新庁舎着工 来年8月に業務開始―福島

東京, 11月15日, /AJMEDIA/

東京電力福島第1原発事故により全町避難が続く福島県双葉町で15日、JR双葉駅前に建設される新たな役場庁舎の起工式が開かれた。町は来年6月ごろに同駅周辺などの避難指示解除を目指しており、いわき市内に移している役場機能を戻し、同年8月末から新庁舎で業務を始める見通しだ。
 新庁舎は2階建てで、入り口には立ち寄った町民同士で交流できるような広場を設ける。また、屋上に太陽光パネルを設置するなどして、災害時の非常用電源を確保する。伊沢史朗町長は式典後、「役場や町の職員が早く戻って来れば、町民に安心して帰還してもらえる」と話した。

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