原発攻撃「最も強く非難」 岸田首相、ウクライナ大統領に伝達

東京, 3月5日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、ロシア軍によるウクライナ原発の攻撃について「暴挙であり、最も強い言葉で非難する」と伝えた。ウクライナ危機を受けた両首脳の電話会談は2月15、28日に続き3回目。
 この後、首相は記者団に対し、国内の原発に触れ「どう(攻撃に)備えるかは大きな論点だ」と述べ、年末に予定する国家安全保障戦略の改定を通じて議論する考えを示した。これに先立つ国家安全保障会議(NSC)で、首相はロシアによる原発攻撃に関する報告を受け、情報の収集・分析を進めるよう指示した。
 松野博一官房長官は記者会見で「ロシアに対し、消防の立ち入りを含め、ウクライナが原子力施設の安全操業を確保できるよう全ての戦闘行為を即座に停止するよう強く要求する」と語った。

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