原発への攻撃に備えを ウクライナ情勢受け要請―全国知事会

東京, 3月30日, /AJMEDIA/

 全国知事会(会長・平井伸治鳥取県知事)は30日、ロシア軍によるウクライナの原発への武力攻撃を受け、国内の原発がミサイルなどで攻撃されるような事態に備え、自衛隊による迎撃態勢や部隊の配置に万全を期すよう求める緊急要請を国に提出した。
 知事会は、ウクライナの原発への砲撃について「決して許されてはならない暴挙」と非難。度重なる北朝鮮のミサイル発射には「差し迫った脅威として現に存在している」と指摘した。
 国に対しては、国際社会と協調した外交により武力攻撃の抑止を要請。原発への武力攻撃の懸念が生じれば、国民保護法に基づき、原子力事業者に運転停止を命じるなど迅速な対応も求めた。
 平井氏は国への要請活動後、首相官邸で取材に対し「政府は原発も住民の安全も守ると明確にしてほしい」と述べた。

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