北区、88歳現職に3新人 世田谷区には29歳出馬―東京

東京, 4月17日, /AJMEDIA/

16日告示された東京都北区長選には、6選を狙う全国の市区長で最高齢の現職と、3新人がいずれも無所属で届け出た。多選の是非などを巡り混戦が予想される。世田谷区長選は、4選を目指す現職に29歳の新人が挑む。
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 北区長選に届け出たのは、会社社長の橋本弥寿子氏(70)=共産、社民推薦、現職の花川与惣太氏(88)、元都議の山田加奈子氏(51)=自民、維新、公明推薦、元区議の駒崎美紀氏(44)の4氏。
 橋本氏は野党支持層への浸透を図る。花川氏は現在5期目。当初立候補表明していた元アイドルグループ「光GENJI」メンバー大沢樹生氏は出馬を取りやめ、花川氏支援に回った。過去の選挙で現職を支えてきた自民は今回、区議、都議を歴任した山田氏を推薦。保守分裂の構図となる。駒崎氏は政党の推薦・支持を求めず、子育て世代を中心に区議としての実績をアピールする。
 世田谷区長選には、いずれも無所属で元財務省職員の新人、内藤勇耶氏(29)=自民、維新推薦=と、現職の保坂展人氏(67)が立候補。内藤氏は当選すれば東京23区では最年少の区長となる。保坂氏は政党の推薦・支持は受けないが、立民、共産、社民などの各党が実質的に支援する。

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