偏西風が南へ蛇行、強い寒気 冬の低温、大雪要因―気象庁

東京, 3月15日, /AJMEDIA/

 気象庁は14日、この冬(昨年12月~今年2月)の東・西日本の低温と日本海側を中心とする大雪について、高緯度帯と中緯度帯でそれぞれ吹く偏西風がともに南へ蛇行して強い寒気が流れ込みやすかったのが要因と発表した。日本海の水温が平年より高く、水蒸気量が多かったことが降雪量の増加につながった可能性もある。
 同庁異常気象分析検討会の中村尚会長(東京大教授)は記者会見で「異常気象と言うほど極端なことは起きなかったが、持続的に寒く、特に強い寒気が4回来た」と話した。

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