俳優志望の女性に演技指導の名目で性的暴行か 映画監督を逮捕

東京, 02月21日 /AJMEDIA/

俳優志望の女性を演技指導の名目で東京・港区のマンションに誘い込み、性的暴行をしたとして映画監督が警視庁に逮捕されました。調べに対し、容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、川崎市中原区の会社役員で映画監督の榊英雄 容疑者(53)です。

8年前の平成28年5月、東京・港区のマンションに20代の女性を演技指導の名目で誘い込み、性的暴行をした疑いが持たれています。

警視庁によりますと、容疑者が演技指導をするワークショップに参加していた女性に対し、「もう少し演技について話そう」などと言ってマンションに誘い込んだとみられるということです。

そのうえで、映画への出演をほのめかし、「タトゥーがあるか裸を確認したい」などと言って性的暴行をしたとみられています。

警視庁は、俳優志望の女性が映画監督の容疑者に対して抵抗できない状態だったと判断したということです。

調べに対し、「えん罪です」と容疑を否認しているということです。

ほかにも複数、同様の被害の相談が寄せられているということで、警視庁が関連を調べています。

過去には公開予定の映画が中止も
映画監督の榊英雄 容疑者をめぐっては、2022年、週刊誌で過去に性行為を強要されたなどとする複数の女性の証言が報じられ、所属事務所を通じて「事実であることと、事実ではないことが含まれて書かれておりますが、過去のことをなかったことにはできません」などとする謝罪のコメントを発表していました。

これを受けて、当時、公開予定だった監督を務める「蜜月」と「ハザードランプ」という2つの映画が相次いで公開中止となっていました。

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