任天堂、純利益3700億円に下方修正 スイッチ販売減速―23年3月期

東京, 2月8日, /AJMEDIA/

 任天堂は7日、2023年3月期の連結純利益が前期比22.5%減の3700億円になる見通しだと発表した。従来予想に比べ300億円下方修正した。主力の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売ペースが減速したことなどが響いた。
 本業のもうけを示す営業利益は19.0%減の4800億円で、従来予想から200億円引き下げた。売上高は5.6%減の1兆6000億円で、従来予想比500億円下方修正した。
 22年度のニンテンドースイッチの予想販売台数は100万台引き下げ、1800万台を見込む。オンラインで記者会見した古川俊太郎社長は「半導体部材の不足による生産上の制約はほぼ解消した」とした一方、「主に海外市場で過去2年の年末商戦に見られたような大きな販売には至らなかった」と説明した。

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