乳児2人を受け入れ 自称「赤ちゃんポスト」運営―北海道

東京, 4月14日, /AJMEDIA/

北海道当別町で、親が育てられない乳幼児を預かる自称「赤ちゃんポスト」を運営する公認心理師の女性が乳児2人を受け入れたことが13日、町などへの取材で分かった。親から事前に相談を受けた上で、対面で受け入れた。乳児に健康上の問題はないという。
 町などによると、女性は2月、道外の両親から先天性の病気を患う生後半年の乳児を受け入れ、今後、養子縁組をする予定。3月には支援を必要とする妊婦の女性から相談があり、出産後すぐ乳児を受け入れた。道によると、いずれも受け入れた女性から児童相談所などに事前に相談があった。
 女性は子育て支援などを行う団体を運営し、昨年5月に「赤ちゃんポスト」を設置。ただ、医療機関との連携がなく、道は口頭や文書などで運営自粛要請を行っていた。
 道は、今回の乳児受け入れについて、「預かること自体に法的な問題があるわけではないが、適切な養育環境が整っているか確認しながら支援したい」としている。

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