中国空母が沖縄-宮古島間通過 5月以来、能力向上訓練か―防衛省

東京, 12月17日, /AJMEDIA/

 防衛省は16日、中国海軍の空母「遼寧」など6隻が沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向け航行したと発表した。遼寧の同海域通過は5月以来。領海侵入はなく、海上自衛隊の哨戒機などが警戒に当たった。
 同省によると、通過したのは遼寧のほか、フリゲート艦やミサイル駆逐艦など。15日に長崎県の西方約440キロの海域で確認され、16日に順次沖縄―宮古島間を抜けた。
 遼寧は5月、沖縄南方の太平洋上を移動しながら、艦載戦闘機や艦載ヘリの発着艦を300回以上繰り返した。同省は今回も発着艦訓練などを実施し、より遠方での作戦能力を向上させる狙いがあるとみて警戒している。

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