東京, 11月4日, /AJMEDIA/
ドイツ北西部ミュンスターで開幕した先進7カ国(G7)外相会議は3日、初日の討議を行った。議長国ドイツのベーアボック外相は、「中国は(G7にとって)国際問題に対応するパートナーというだけなく、競争相手であり、ライバルと認めることが重要」との日本の指摘を紹介し、この認識に基づいて中国への対応を協議すると表明した。
今回の外相会議は、中国の習近平指導部が3期目入りした直後で、4日からのドイツのショルツ首相の訪中と重なるタイミングで開かれた。強権主義を強める中国との関係をG7として再検討し、民主主義陣営の結束を確認する方針だ。
ベーアボック氏はまた、北朝鮮が日本海に向けて多数の弾道ミサイルを発射したことについて「最大限の言葉で非難する」と表明。北朝鮮問題についても、G7で議論するとした。