三井住友建設社員3人を書類送検 新名神工事で業過致死容疑―大阪府警

東京, 2月10日, /AJMEDIA/

 大阪府枚方市の新名神高速道路の工事現場で2018年3月、足場が崩れて高知市の建設会社社員の男性=当時(32)=が転落して死亡した事故で、府警捜査1課は9日、業務上過失致死容疑で、三井住友建設(東京都中央区)の現場責任者だった男ら同社社員3人を書類送検した。
 同課によると、男性は18年3月15日、橋脚を建設するための仮桟橋の設置工事中に、足場の鉄骨の固定部が外れて約5メートル下の川に転落、死亡した。
 送検容疑は、3人は仮桟橋の施工方法を変更する場合、作業の安全性を担保する注意義務があったのにそれを怠り、作業を継続させる過失により男性を水死させた疑い。
 三井住友建設広報室は「捜査には全面的に協力する」としている。

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