ワクチン3回目接種開始 オミクロン株警戒下―医療従事者から・新型コロナ

東京, 12月01日, /AJMEDIA/

新型コロナウイルスワクチンの3回目となる追加接種が1日午前、国内各地で始まった。18歳以上で、2回目から原則8カ月以上経過した人が対象となり、2月以降に先行接種を受けた医療従事者からスタート。年明けには順次、高齢者への接種も行われる見通し。
 ワクチンの感染予防効果は、2回目から一定期間たつと低下する傾向がある。国内の検疫でも見つかった新たな変異株「オミクロン株」への警戒が世界的に強まる中、政府は免疫を高める追加接種を進めていく。
 厚生労働省によると、当面は3回目接種の薬事承認を受けた米ファイザー製ワクチンを使用する。米モデルナ製は審査中で、承認されれば2種類から選べるようになる。2回目までと同様に、接種券は居住自治体から順次発送される。
 2回目までとは異なるワクチンを打つ「異種混合(交差)接種」も認める。モデルナ製の薬事承認を前提に、来年3月からは職域接種も予定されている。

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