ワクチン接種義務化に抗議、建設作業員ら暴力 豪メルボルン

東京, 9月21日, /AJMEDIA/

オーストラリア・ヴィクトリア州で20日、新型コロナウイルスのワクチン接種を建設作業員に義務付けたことへの抗議デモが暴力的になった。これを受け、州都メルボルン市内各地の建設現場が閉鎖された。

ヴィクトリア州では23日から、建設作業員は少なくとも1回のワクチン接種を済ませたことの証明を示さないと、仕事を続けられなくなる。

地元メディアによると、この措置が発表されたことを受け、抗議デモが発生。建設・林業・鉱業・エネルギー労働組合(CFMEU)のヴィクトリア支部では、建物前面のガラスを割るなどの破壊行為が起きた。

CFMEUは、襲撃を強く非難。州政府による義務付けを支持する組合員らが集まっていたところ、抗議する人々の側に右派団体が入り込み、暴力が発生したと説明した。

組合員の一部はけがを負い、瓶を投げつけられた関係者もいたという。

オーストラリア・ヴィクトリア州で20日、新型コロナウイルスのワクチン接種を建設作業員に義務付けたことへの抗議デモが暴力的になった。これを受け、州都メルボルン市内各地の建設現場が閉鎖された。

ヴィクトリア州では23日から、建設作業員は少なくとも1回のワクチン接種を済ませたことの証明を示さないと、仕事を続けられなくなる。

地元メディアによると、この措置が発表されたことを受け、抗議デモが発生。建設・林業・鉱業・エネルギー労働組合(CFMEU)のヴィクトリア支部では、建物前面のガラスを割るなどの破壊行為が起きた。

CFMEUは、襲撃を強く非難。州政府による義務付けを支持する組合員らが集まっていたところ、抗議する人々の側に右派団体が入り込み、暴力が発生したと説明した。

組合員の一部はけがを負い、瓶を投げつけられた関係者もいたという。

<関連記事>

豪首相がロックダウン下に国内移動、娘らと父の日過ごす 「二重基準」と批判の声
豪各地でロックダウンに抗議デモ、警察と衝突 数百人逮捕
豪首都キャンベラ、急きょロックダウン 1年ぶりの陽性者
最長2週間の現場閉鎖
この事態を受け、機動隊が出動。ゴム弾や催涙スプレーを使って群衆を解散させたとされる。警察は数人を逮捕した。

CFMEUは、「組合員がオーストラリア各地で安全に働ける権利を、組合として守り続けていく。私たちは脅しによって仕事をやめることはない」とする声明を出した。

ヴィクトリア州の建設業協会は、メルボルン都市圏、ジーロング、サーフコースト、バララット、ミチェルシャイアーのすべての建設現場が20日真夜中から閉鎖されると、フェイスブックに投稿。

建設業界で新型ウイルスの感染者が増えていることと、メルボルンの「暴動」に対応したものだと説明した。

また、閉鎖期間は2週間の予定だが、地方自治体がロックダウンを早期に解除すれば、閉鎖は短縮される可能性があるとした。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts