ラフィエフ・アゼルバイジャン共和国外務次官による柘植外務副大臣表敬

東京, 02月27日 /AJMEDIA/

2月27日(火曜日)15時15分から約30分間、柘植芳文外務副大臣は、訪日中のヤルチン・ラフィエフ・アゼルバイジャン共和国外務次官(Mr. Yalchin Rafiyev, Chief Negotiator, Deputy Minister of Foreign Affairs of Republic of Azerbaijan)による表敬を受けたところ、概要以下のとおりです。ラフィエフ外務次官は、アゼルバイジャンが議長を務める国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)に向け、アゼルバイジャンの首席交渉官に任命されています。

柘植副大臣から、今年、アゼルバイジャンが国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)議長国を務めることを歓迎し、そのリーダーシップに期待する旨述べました。また、2月29日から開始される「『気候変動に対する更なる行動』に関する非公式会合」へのアゼルバイジャンの参加を歓迎し、本会合がCOP29の成功に向けた有意義な意見交換の場となることを期待する旨述べました。
これに対し、ラフィエフ外務次官は、日本が気候変動分野において積極的に貢献していることを評価するとともに、日本は非常に重要な協力国である旨述べ、両者は、COP29の成功に向け、両国が引き続き連携していくことで一致しました。
両者は、二国間関係についても意見交換を行い、柘植副大臣から、アゼルバイジャンは国際的なエネルギー安全保障や地域の安定と発展の鍵を握る重要な国であり、日本の大切なパートナーである旨述べました。ラフィエフ外務次官からは、日本とは、様々な分野における協力が進んでおり、引き続き緊密に連携していきたい旨述べ、両者は、日・アゼルバイジャン関係の一層の強化に向けて共に取り組んでいくことで一致しました。
(参考)「『気候変動に対する更なる行動』に関する非公式会合」(略称:日伯非公式会合)は、日本とブラジルが共同議長を務め、2002年から毎年東京で開催している気候変動に関する非公式会合で、各国の気候変動交渉の実務担当者(首席交渉官級)が率直な議論を行うことを目的としたものです。

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