ボーイングCEO退任へ アラスカ航空機事故で引責か

東京, 03月26日 /AJMEDIA/

【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングは25日、カルフーン最高経営責任者(CEO)が2024年末に退任すると発表した。今年1月に米アラスカ航空が運航するボーイング製737の機体の一部が飛行中に吹き飛ぶ事故が発生。安全性への信頼が揺らいだことの責任を取って辞任するとみられる。

 カルフーン氏は従業員向けの声明で「謙虚さと透明性をもって、この事故に対応し続けなければならない」と強調した。後任は未定。

 ボーイングのMAXシリーズは、18年と19年にインドネシアとエチオピアで相次いで墜落事故を起こした。安全を軽視するような企業体質に批判が出る中、カルフーン氏は20年1月にCEOに就任した。

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