ホホジロザメの体に謎の噛み痕、写真公開で話題に

東京, 1月8日, /AJMEDIA/

アゼルバイジャン人の写真家ジャリル・ナジャフォフ氏がこのほど、体の側面に噛(か)まれた巨大な痕のあるホホジロザメの写真をSNSで公開し、話題になっている。
熱心なサメ愛好家で保護活動家、映像制作者でもあるナジャフォフ氏は2019年8月、友人とメキシコ沿岸部を探検していた時、自分たちのボートの近くを泳ぐホホジロザメを目撃した。
これだけでも刺激的だが、続けて一行はサメの体の側面に謎の噛み痕があることに気付いた。
ナジャフォフ氏はCNN Travelの取材に、「こんなものは人生で見たことがなかったので、本当に驚いた」「巨大なサメの体に巨大な噛み痕が付いていた」と振り返る。
ナジャフォフ氏はこのホホジロザメの写真を撮ろうと、防水カメラを手に海中に潜った。
そして昨年12月後半、このときの写真のうち1枚をインスタグラムで初めて共有した。メキシコ旅行後にメモリーカードを間違った場所に置いてしまい、最近になってようやく一連の写真を再発見したという。
ナジャフォフ氏が投稿した写真は謎の噛み痕をはっきり捉えたもので、たちまち拡散。同氏が「クレージー」という程の反響があり、傷の原因について様々な説が出た。
写真投稿の前、ナジャフォフ氏は友人や仲間のサメ研究者に見解を尋ねていた。
海洋保護関連の非営利団体を運営する科学者のトリスタン・ガトリッジ氏は、交尾中に負った傷との見方を否定。別のサメに襲われた可能性が高いと結論付けたという。
別の友人で海洋保護科学研究所の所長を務めるマイケル・ドメイヤー氏は、生存競争で攻撃を受けたものと確信していると語ったうえで、傷はその後治ったとみられ、見分けがつかなくなりつつあると言い添えた。

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