ホセ・マリア・シソン氏死去 フィリピン共産党新人民軍指導者

東京, 12月18日, /AJMEDIA/

 ホセ・マリア・シソン氏(フィリピン共産党と同党のゲリラ組織・新人民軍〈NPA〉指導者)16日、亡命先のオランダで死去、83歳。死因は明らかになっていない。
 1960年代後半にフィリピン共産党とNPAを設立。マルコス元大統領が77年に布告した戒厳令下で逮捕されたが、約10年後に釈放。30年以上、オランダを活動拠点としていた。2002年には米国から同党が「外国テロ組織」に指定され、自身も資産凍結の対象となった。ドゥテルテ前大統領の大学時代の恩師でもあった。
 NPAは86年に三井物産マニラ支店長だった若王子信行さん(故人)を誘拐したことでも知られる。

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