東京, 11月11日, /AJMEDIA/
医療費の還付金を受け取れると偽り、現金約１００万円を盗んだとして、警視庁と埼玉県警は１１日までに、電子計算機使用詐欺と窃盗容疑で、いずれもベトナム国籍の技能実習生で、アルバイトのダオ・マイン・フン（３１）＝東京都杉並区高円寺南＝、無職クアット・クアン・ズン（２６）＝文京区本駒込＝両容疑者を逮捕した。２人は「報酬は約２万円だった。生活費の足しにしたかった」などと容疑を認めているという。
警視庁国際犯罪対策課によると、２人は特殊詐欺グループで詐取金を引き出す「出し子」と運転役だった。同課は、ベトナム人実習生を利用するグループがあるとみて調べを進めている。
逮捕容疑は９月８日、調布市職員や銀行員をかたり、無職女性（６３）に医療費の還付金が受け取れるとうその電話をかけて現金計約９８万円を銀行口座に振り込ませ、引き出して盗んだ疑い。
