ヘリを初の動態展示 埼玉県所沢市

東京, 7月19日, /AJMEDIA/

 埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館で、富士重工業(現SUBARU=スバル)が製造したヘリコプター「富士ベル式204B―2」の常設展示が始まった。飛行できる状態で整備・保存する「動態保存」で展示され、常設展示としては同館初の展示方法となる。
 同ヘリは全長17.4メートル、高さ4.5メートルで、巡航速度は時速207キロ。1976~91年に生産され、山岳地帯への建設資機材の運搬で主に活躍した。展示機は最終生産機に当たり、2019年12月まで朝日航洋(東京都江東区)で運用されていた。
 今後、2、3カ月に1度は地上運転を行っていく。同館の広報担当者は「他の展示機と比較しながら、このヘリの役割や特徴を学んでほしい」と話している。

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